靴のかかとの外側が擦り減っている。

まっすぐ愛しているつもりでも・・・

VOL.25

顧みて優しさと厳しさは相反しているようにも見えるが、同類項だ!

      厳しさの根っ子の所に優しさが透けて見える。

   その厳しさを克服し、通り抜け、初めて自由な自分に気付く。

優しさは擦り減っていませんか?

まっすぐ歩いているはずなのに・・・

日々の暮らしの中、気付くと
   なんとたくさんの優しさに支えられて生きている事だろう。

それは家族や友人、仕事の仲間、
        見ず知らずの人々に限らず

降り注ぐ太陽の光や、歌うような風、万物を潤す水・・・
       あらゆるものから与えられている。

そして自分もまた、
   外側に向かって同じことをしているのだ、
        気付かないままに・・・。

新聞の片隅にそっと載っていたこの詩! ドキリとさせられる。

いま、私達は様々な困難の真っただ中で生きている。

けれど、さりげなく、控え目に差し出される優しさに触れ

そんな困難もひとつひとつ乗り越えることができるのだ。

「人には優しくしなさい。
      優しさを秘めた厳しさを示しなさい」と教えられた。

くじけそうになったら、この言葉を思い出す。

    まるで何かの呪文のように・・・。

     自身に問いただしてみる。



さて、あなたにも聞いてみましょう。

  ”優しさ”は擦り減っていませんか?

優しさは、どれほど私達の心を柔かに変えていることだろう。

その事に気付く感性を磨きさえすれば、もっと楽に生きられる。

優しさは擦り減っていないか?